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東京刺繍の名古屋帯

第四千三十五回目は、東京刺繍の名古屋帯を紹介します。

東京刺繍(江戸刺繍)で有名な作家としては竹内功さんがいます。私にとっての東京刺繍というのは、千代田染繍がつくる黒留袖で北秀が扱っていたのですが、値段は200万円~350万円もしました。それは凄みさえ感じるものでしたが、下職として実際に制作していたのは竹内功さんだったようです。

今日紹介するこの刺繍の帯は、北秀の元社員から仕入れたもので、作風も技法もその流れに有るものですが、残念ながら千代田染繍や竹内功さんが直接制作したものではありません。刺繍というのは友禅のように設備が要らずアパートの一室でもできますから、弟子の誰かであったとしても誰かはわかりません。取り扱う問屋は、自分が中抜きされることを恐れて絶対に教えないんですよね。

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いちばん上の写真はお太鼓です。吹寄せの様式で、輪郭線は使わず並べ方だけで遠山の意匠がつくってあるものです。

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写真2番目は腹文です。腹文の模様は片側だけです。日本製の刺繍や爪掻綴はたいていこのような様式になっています。

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写真3番目は、お太鼓の近接です。地色も刺繍の配色も、地味派手具合がちょうど良いところです。

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写真4番目は、お太鼓のもっと近接です。

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写真5番目は、お太鼓の別の箇所の近接です。

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写真6番目は、腹文の近接です。
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[ 2018/03/04 ] 繍箔 | TB(0) | CM(0)

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