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金谷の八寸の名古屋帯「菱文」の帯合わせ

第三千八百十一回目は、金谷の八寸の名古屋帯「菱文」の帯合わせです。

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いちばん上の写真は、大城広四郎の琉球絣を合わせてみました。沖縄県で産する平織の絣は、定義上、琉球絣ということになります。大城広四郎の工房は南風原にあって、これは本人存命中のものですが、現在は息子さんの代でラベルの表記は「大城広四郎工房」となっています。

縞の中に沖縄独特の模様単位が並ぶ意匠で、「綾の中」と言われるものです。素材は経が玉糸、緯が真綿で温かみを感じる手触りです。

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写真2番目は、やまだ織物の本塩沢を合わせてみました。経緯絣のもので、ダイヤ形の模様を帯の模様にシンクロさせてみました。

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写真3番目は、松枝玉記の久留米絣「菱枠の中の菊」を合わせてみました。松枝玉記の作品集「藍生」にも掲載されている作品です。菱文のシンクロ狙いです。着物と帯が同じ模様というのはすごく変ですが、あえて狙ってやってみるということもあり得ますね。

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写真4番目は、郡上紬を合わせてみました。手紡ぎ、手織り、草木染という伝統的なホンモノ要素を集めた紬ですが、意匠には都会的な雰囲気があります。良いものはみんなそうですよね。伝統を守っても古く感じるということはありません。

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写真5番目は、重要無形文化財に相当する結城紬を合わせてみました。八十亀甲の総柄で、グラフィックデザインみたいな模様になっています。

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写真6番目は、山村衛さんの久留米絣を合わせてみました。菱文に対し丸みのある模様を合わせてみました。宝尽文様のうち金嚢(きんのう)あるいは宝袋といわれるものです。菱文をダイヤと思えば良い組み合わせではないかと。
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[ 2017/07/19 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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