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金谷の八寸の名古屋帯「菱文」

第三千八百十回目の作品として、金谷の八寸の名古屋帯「菱文」を紹介します。

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いちばん上の写真はお太鼓です。腹文も全く同じで、実際に身に着けると模様が半分で横倒しになるようです。幾何学模様で、タテから見てもヨコから見ても菱文なので、同じ模様でも不自然ではないですね。

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写真2番目は、同じ個所を裏側から撮ったところです。普通の西陣の帯のように絵緯糸で模様を表現していれば、裏に渡り糸が有るわけですが、表裏とも同じように見えるので、すくい織だとわかります。

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写真3番目は近接です。

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写真4番目は拡大です。模様と地の境目を拡大してみました。地の部分は平織、模様の部分は綴組織になっています。綴組織は経糸を緯糸が包むように織っているので、経糸は見えず緯糸だけが見える状態になります。

平織と綴組織の組み合わせで、すくい織ということになると思います。すくいといえば「まことのすくい」が有名ですが、金谷という織屋は元々まこと織物の分家ですから、これはじつは実質「まことのすくい」なのかもしれません。

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写真5番目は地の部分で、平織になっています。綴の帯のばあいは地の部分も綴組織ですよね。
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[ 2017/07/18 ] 西陣・綴 | TB(0) | CM(0)

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