藤井絞の桶絞りの訪問着の帯合わせ

第三千七百八十七回目は、藤井絞の桶絞りの訪問着の帯合わせです。

今回の桶絞りの訪問着は、黄色、水色、黄緑、グレーの明るい4つの色で出来ています。色は均等と思いますが、「美しいキモノ2015年冬号」の表紙の賀来千香子さんを見ると、実際に着たときは黄色が目立つように感じます。

今日は、この訪問着に使われている4つの色のそれぞれに合わせた色の袋帯を合わせてみました。

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いちばん上の写真は、グレー代表として、龍村の袋帯「印度煌花文」を合わせてみました。4色のうち、いちばん地味な色はグレーですから、帯の色を合わせる時はグレーを合わせることにより、綺麗すぎる色を抑え年齢幅を広くできます。

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写真2番目は、グレー代表として、北秀の塩瀬地に金糸の刺繍と箔の袋帯を合わせてみました。無彩色のグレーに金色だけの加工で、都会っぽい洗練された雰囲気です。近世初期の小袖は、桶絞りに箔と刺繍を組み合わせていますから、この組み合わせは着物と帯の両方を使って、小袖と同じにしたわけです。

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写真3番目は、水色代表として、おび弘の袋帯を合わせてみました。これは綺麗な色の組み合わせです。

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写真4番目は、黄緑代表として、織悦の袋帯「金更紗蔓花」を合わせてみました。黄緑代表というのはあまりありませんが、なんとか探してみました。

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写真5番目は、黄色代表として、北村武資の袋帯「七宝連珠文」を合わせてみました。明るい辛子色の地です。

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写真6番目は、黄色代表として金地も含めて、華陽の綴地の袋帯を合わせてみました。金地でも経糸に白い糸、緯糸に金糸を使ったものは明るい金色になって黄色代表役が務まるように思います。
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[ 2017/06/25 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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