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修繕が完了した千ぐさの色留袖

第三千七百七十二回目は、千ぐさの色留袖を紹介します。

かつて北秀で仕入れたものです。後に販売するにあたって絵羽を解いたところ、見えていた部分と縫い目の奥で陽に当たらなかっところの色の差が激しく、かなりヤバい商品をつかまされていたことを知りました。写真で見てわかるとおり、絵画的にはとても魅力的な作品です。しかしその一方、雪持ちということで季節限定ですから売りにくいです。そのためあちこちの展示会で貸し出され、どこでも客寄せに壇上に飾られてライトを当てられたのでしょう。

返品するか、北秀の責任で直させればよいのですが、そのときすでに北秀は破産していて文句を言う相手もいませんでした。今回、この難度の高い仕事を引き受けてくれたのは千切屋治兵衛の野村さんですが、けっこうお金もかかりました。模様部分全部を縁蓋で防染して染め直したのです。今回めでたく新装なりましたので、ぜひ見てください。今日は裾模様一周です。

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いちばん上の写真は、前姿(マエミ+オクミ)です。

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写真2番目は、マエミ~脇縫い辺りです。

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写真3番目は、後姿です。中央の縫い目が背中心です。

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写真4番目は、身頃~下前です。
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[ 2017/06/10 ] 友禅 | TB(0) | CM(0)

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