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振袖に合わせることを想定した半衿

第三千七百七十回目は、振袖に合わせることを想定した半衿です。

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いちばん上の写真は今回ベースに使う振袖です。京正が制作したもので、実際の制作は安田です。安田様式のものや、安田の元職人が制作したというものは時々ありますが、安田本人がつくった振袖というのは滅多に見ないです。

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写真2番目は、地が白で刺繍糸は白と金です。フォーマルの基本である白と金です。半衿の素材は、生地も刺繍糸も化繊、生地が正絹で刺繍糸が化繊、生地も刺繍糸も正絹、という組み合わせがあります。生地が交織というのもありますが、表示を見ると「絹3%、化繊97%」なんていうこともあるので、意味が有るかわかりません。

両者の違いですが、正絹のばあい時間が経つと象牙色になるのに対し、化繊のばあいいつまでも白いです。これについてはどちらが良いかわかりません。また汚れて洗うばあい正絹の方がお金がかかります。一般的に半衿は、現在は正絹か化繊かというよりも機能性で選ぶ場合が多いです。

また刺繍については、現在は自分で注文しない限り手刺繍というのはありません。高いものでもミシンと思って良いでしょう。少し昔、中国で手刺繍をするという企画があって、うちにも若干在庫がありますが、野暮な手刺繍よりセンンスの良いミシン刺繍の方が良いと思います。ファッションですから。

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写真3番目は、振袖の衿の部分に重ねてみました。実際には途中に重ね衿(伊達衿)が入るでしょう。白と金のみの半衿の良いところは、重ね衿が何色になっても大丈夫なところです。半衿は長襦袢に縫い付けるのですが、現在の、特に振袖のばあいユーザー自身が縫い付けることはないので、仕立て段階で縫い付けます。そのため購入時に決めておかないといけないのです。

一方伊達衿は、帯揚げや帯締めと色を関連させることが多いですが、仕立て工程に関係が無いので、着付けの前日でも大丈夫です。迷うのであれば、半衿は白金にしておいて、重ね衿はギリギリまで迷うという手もあります。

もう1つ、白金の良いところは将来黒留袖にも使えるところです。もちろん地色がどうであっても訪問着にも使えます。

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写真4番目は、地が白で刺繍糸は白と金です。


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写真5番目は、振袖の衿の部分に重ねてみました。実際には途中に重ね衿が入るでしょう。

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写真6番目は、地が白で刺繍糸は白と金です。

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写真7番目は、振袖の衿の部分に重ねてみました。実際には途中に重ね衿が入るでしょう。

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写真8番目は、地が白で刺繍糸も白だけです。金糸を使わない白だけという手もありますね。もちろん白だけでも将来黒留袖にも使えるところです。地色がどうであっても訪問着にも使えます。

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写真9番目は、振袖の衿の部分に重ねてみました。実際には途中に重ね衿が入るでしょう。

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写真10番目は、地が白で刺繍糸も白だけです。

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写真11番目は、振袖の衿の部分に重ねてみました。実際には途中に重ね衿が入るでしょう。

明日は、色の有る半衿を使ってみます。
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[ 2017/06/08 ] 小物と小物合わせ | TB(0) | CM(0)

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