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龍村の絽の名古屋帯「花音」の帯合わせ

第三千七百二十三回目は、龍村の絽の名古屋帯「花音」の帯合わせです。

今日は染めの着尺(小紋)に合わせてみます。

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いちばん上の写真は、野口の着尺を合わせてみました。紋紗の生地(平織部分と紗部分が模様配置になっている生地、この作品では市松)の一部を手挿し加工してポップな模様を付けたものです。紗の部分は隙間が多くて染めても色が乗らないですから、平織の部分を加工しています。

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写真2番目は、野口の着尺を合わせてみました。絹紅梅の生地(細い糸と太い糸で格子状に織ったもの)に型染で格子状の模様を付け、さらに暈しで市松模様を染めたもの。生地の組織と型染と暈しで、3重の四角い模様が重なっているという視覚的な面白さを狙った作品です。絹紅梅は、細い糸が絹で太い糸が木綿であるのが本来だと思いますが、これは全部絹です。

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写真3番目は、野口の着尺を合わせてみました。夏の絽や紗の着物には涼し気な模様を付けるべきと思いますが、これは重厚な小袖風の模様を絽の生地に付けたものです。波の模様は有りますが、涼しさという点ではあまり期待できません。しかし、夏のシーズンでもフォーマルっぽい小紋が必要な時もあるでしょう。

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写真4番目は、野口の着尺を合わせてみました。小千谷製の夏の生地を使っています。白地に茶色の更紗模様ですが、爽やかさもありますね。

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写真5番目は、千切屋治兵衛の着尺を合わせてみました。絽の生地で市松取りで、型絵染風の模様が付いています。白地にグレーの濃淡という無彩色だけの組み合わせで、夏の小紋の基本みたいな雰囲気です。

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写真6番目は、千切屋治兵衛の着尺を合わせてみました。疋田繋ぎといわれる、型疋田を1粒か2粒ずつ繋げて縞状にした模様です。水色地で、模様の一部に補色関係にある小豆色を使っています。
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[ 2017/04/22 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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