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一の橋の付下げ「截金華文」の帯合わせ

第三千六百四十六回目は、一の橋の付下げ「截金華文」の帯合わせです。

今日も袋帯を合わせています。

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いちばん上の写真は、龍村の袋帯「西域舞踊錦」を合わせてみました。華文というほぼユーラシア共通のモチーフに対し、西域というエキゾチックなテーマを合わせてみました。着物の丸い模様に帯は段文ということで対照的になるように意識しています。

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写真2番目は、龍村の袋帯「瑞鳥遊園錦」を合わせてみました。チュニジアなどに多く残るローマ時代のモザイクに取材したものです。銀地に原色の鳥という、妙に芸術的?な表現により着物に合わせるのが難しくなっている帯ですが、けっこう合っていると思いませんか。

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写真3番目は、織悦の袋帯「厳島彩絵花鳥蝶文」を合わせてみました。タイトルの「厳島」の文字から平家納経に取材したものだとわかります。中世と近世の武家の文化ではなく、王朝貴族の文化だからか、鳥の飛び方もおおらかでゆったりしているように見えます。あるいは、お経の装飾ということで、これは極楽の風景ですから、鳥は猛禽類に捕食される心配がなくゆったり飛んでいるんでしょうか。

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写真4番目は、織悦の袋帯「ペルシア狩猟楽園文」を合わせてみました。地色と模様の大きさは年輩者向きですが、お馬さんが居たりしてとてもかわいい意匠でもあります。年輩者がかわいくちゃいけないということはありませんし、「かわいい」から入っていけば若い人も使えます。「地味」と「かわいい」のような一見矛盾した要素が含まれている作品は用途が広く使い勝手が良いですね。

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写真5番目は、山鹿清華の袋帯を合わせてみました。山鹿清華の作品は本人により「手織錦」とネーミングされています。本人の作品は日展出品のために創られた大型作品が多く数は少ないです。これはじゅらくの商品として制作されたライセンス商品です。でも本人作と同じ技法でレベルも高いです。もともと西陣というのは自分で織ってないですから。

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写真6番目は、龍村の袋帯「海老殻間道」を合わせてみました。着物の丸い模様に帯は直線である間道ということで対照的になるように意識しています。

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写真7番目は、龍村の袋帯「郁芳間道」を合わせてみました。間道は万能ですよね。
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[ 2017/02/04 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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