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一の橋の付下げ「截金華文」の帯合わせ

第三千六百四十五回目は、一の橋の付下げ「截金華文」の帯合わせです。

今日は袋帯を合わせています。着物の金彩の華文の雰囲気に似た意匠の帯を選んでみました。

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いちばん上の写真は、服部織物の「こはく錦」シリーズの「24kオリエント更紗」を合わせてみました。かなり昔のもので、今では滅多に見られない極細の本金引き箔を全面的に使っています。小さい華文が散っている着物の上に大きい華文1つの帯が乗っていると、テレビゲームのラスボスみたいに見えます。

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写真2番目は、洛風林の袋帯「飾宝華文」を合わせてみました。これもラスボス関係を狙ったものです。

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写真3番目は、帯屋捨松の袋帯を合わせてみました。全体が引き箔のもので、引き箔を使った帯は全部絹の帯に比べて軽いので長時間締めると楽だと思います。意匠は帯屋捨松らしいペルシア模様ですね。着物の地色の焦げ茶に対して、帯は綺麗な青です。この配色は一見冒険ですが意外に合いますね。

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写真4番目は、坂下織物の袋帯「御門綴」シリーズの1本です。正倉院の複数の御物をコラージュして創った意匠です。上手く出来ているので本物の古典模様のようで、元のそれぞれの作品を知らないとコラージュだと気が付かないほどです。中心は華文なのでラスボス関係を狙っています。坂下織物は十数年前に廃業しており、今はさすがに見ることはありません。高級品専門で、「御門綴」シリーズは地は綴組織、模様は絵緯糸によるもので、裏には渡り糸が有ります。

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写真5番目は、龍村の袋帯「騎馬陶楽文」を合わせてみました。華文ではないですが、丸い形を重ねてみました。イラン・イラクあるいはシリアで出土するイスラム陶器の皿に取材したものです。実際の出土品の多くは銀化していますが、龍村のセンスで鮮やかな色によみがえっています。

かわいい女の子が馬に乗っているように見えますが、こんな意匠のイスラム陶器は加藤卓男のラスター彩や青釉の再現作品にによくありますね。
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[ 2017/02/03 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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