龍村の名古屋帯「飛鳥間道」の帯合わせ

第三千六百三十六回目は、龍村の名古屋帯「飛鳥間道」の帯合わせです。

今日は紬に合わせてみます。法隆寺の幡に使われている裂ということで、本来の意味はカジュアルではないと思いますが、見た目は金糸も使っていない縞模様でもあるので、紬に合わせてカジュアルな使い方をしてみます。

今回の帯は、淡いグリーンのグラデーションが綺麗な帯です、正倉院風に言うなら「緑地繧繝文様」ということになるでしょう。ですから、その緑の繧繝を生かすべく、色合わせを中心に考えてみます。紬は絵画である友禅と違って意匠的には限定されており、帯合わせの際に意匠の意味を意識するほどのすごい意匠はありません。ただ縞が重ならないようにすればよいだけです。

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いちばん上の写真は、秋山真和さんの「綾の手紬」を合わせてみました。緑地に赤の絣です。緑を合わせる例ですね。

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写真2番目は、林宗平さんの「越後繭布」を合わせてみました。塩沢紬の仲間ですが、玉糸で織ってあります。透明感のある青を合わせる例です。

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写真3番目は、横山俊一郎さんの「みさやま紬」を合わせてみました。三才山地区は松本市内の地名です。

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写真4番目は、読谷花織を合わせてみました。紫色を合わせる例です。

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写真5番目は、大城広四郎さんの南風原の絣を合わせてみました。沖縄では格子のことを「グバン(碁盤)」といいますが、その交わるところが絣になった凝った意匠です。福木からとった辛子色の例です。

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写真6番目は、おそらく十日町の大胆な格子の紬を合わせてみました。鮮やかな茶色の例です。

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写真7番目は、松枝哲哉さんの久留米絣を合わせてみました。藍の色の例です。
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[ 2017/01/25 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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