龍村の名古屋帯「飛鳥間道」

第三千六百三十五回目の作品として、龍村の名古屋帯「飛鳥間道」を紹介します。

龍村の名古屋帯「飛鳥間道」を紹介します。「飛鳥間道」というのは龍村の商標で、一般的には、法隆寺に伝来する蜀江小幡の手と言われる部分に使われている裂です。「飛鳥間道」自体は、かつてこのブログで紹介したこともあり、今回は色違いのバージョンです。

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いちばん上の写真は、帯の幅を写真の幅として撮ってみました。

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写真2番目は、お太鼓部分の近接です。

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写真3番目は裏側です。模様部分は絵緯糸であるため、裏には渡り糸が有ります。

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写真4番目は、絵緯糸の部分を拡大してみました。いちばん上の写真で見ると、絵緯糸の部分が輝いて見えるので金糸と勘違いしてしまうほどですが、拡大してみれば普通の絹糸で、輝いて見えるのは絹の自然な光沢です。

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写真5番目は、これまで発売されていたバージョンです。

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写真6番目は、龍村の光波帯「太子菱繋文錦」です。色も技法も全然違いますし、タイトルも違うので、ちょっと見ただけでは気が付きませんが、よく見ると全く同じ意匠です。

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写真7番目は、法隆寺に伝来する蜀江小幡です。幡の手の部分がこの裂の本歌です。龍村の手により復元も行われており、その復元裂は東京国立博物館法隆寺館にあります。本歌と復元裂は緯錦ですが、名古屋帯の模様表現は絵緯糸、光波帯は経錦で織られています。また、胴の部分の裂と縁の部分の裂も光波帯として発売されています。
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[ 2017/01/24 ] 西陣・綴 | TB(0) | CM(0)

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