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千總の飛び柄の着尺

第二千五百六十一回目の作品として、千總の飛び柄の着尺を紹介します。

みんなに愛される、そして出番も多く便利な着物でもある飛び柄の小紋です。今回、当店としては珍しく千總で仕入れてみました。

千總というのは、現在でも百貨店との取引が9割、専門店が1割とのことです。千總の近代以降の歴史は、百貨店の隆盛と軌を一にしており、百貨店が地方へ支店網を広げると同時に販路を広げていったのです。それから100年以上経ってもその方針が続いているんでしょうね。

IMG_6309.jpg
いちばん上の写真は反物の幅を写真の幅として撮ったもの、

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写真2番目は近接、

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写真3番目はもっと近接です。

モチーフは扇面、地色は淡いグレー、扇面内部は道長取りで適度に多彩、ということで、ユーザーにとって便利な着物であるだけでなく、売りやすいので商品としても秀逸だと思います。地味すぎず派手すぎず、適度な華やかさがあります。

また、よく見ると、華やかさを増すために、道長取りの上に微妙に金彩がしてあります。その撒き方も均一ではなく、大きさも変えていて芸が細かいです。こういう心遣いが視覚的には効果的で、作品の成否を分けるんですよね。

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