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河合美術の袋帯「能寿蜀江天平華文」と「能寿新立枠(立涌)八方華文」の帯合わせ

第三千五百九十七回目は、河合美術の袋帯「能寿蜀江天平華文」と「能寿新立枠(立涌)八方華文」の帯合わせです。

今日は振袖に合わせてみました。細かい模様なので、振袖に合わせるというのは意外だと思います。振袖用の帯というのは、もっと大きい模様で、色も派手かそうでなければ全面金色ですから。しかし、振袖の着付けの仕方というのは、たいてい着付け師が変わり結びのようなものをしたがって、模様なんてほとんど見えないんですよね。色さえ振袖と合っていて上品ならばいいのではないでしょうか。今回は白地に金の光沢がある地なので、上品な振袖ならばたいていは合うと思います。

本来模様が細かくて振袖以外の着物に合うものですから、成人式が終わった後も70歳ぐらいまで使えて合理的です。

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いちばん上の写真は、千切屋治兵衛の振袖に合わせてみました。手挿(糸目型ともいい、輪郭のみ型で、染は手描きによる。手描きと全く変わらないが、色違いが複数つくられるため、日本のどこかで同じものの色違いを着ている人がいる。)によるもので、一定量が継続的につくられる標準品です。

作品は、全体が石畳模様(市松模様)で、中の模様は琳派のモチーフを並べてあります。

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写真2番目は、千切屋治兵衛の振袖に合わせてみました。手挿によるもので、一定量が継続的につくられる標準品です。作品は、慶長時代の小袖に取材したもので、本歌は総刺繍の重い作品ですが、ここでは友禅になっています。

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写真3番目は、千切屋治兵衛の振袖に合わせてみました。手挿によるもので、一定量が継続的につくられる標準品です。作品は琳派の草花文様に取材していて、昔、鈴乃屋の本店が上野にあった時代、本店の上客向けに企画されたものではないかと思います。何かの事情で一般の専門店向きに流れたのでしょう。札に「鈴乃屋本部」とメモ書きがあったので。

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写真4番目は、千切屋治兵衛の振袖に合わせてみました。手挿によるもので、一定量が継続的につくられる標準品です。作品は、全体が石畳模様(市松模様)で、中の模様は鴛鴦です。背景が市松でないバージョンもあったので、はじめは鴛鴦だけで作られ、のちに背景を市松にしたバリエーションがつくられたのだと思います。手挿しというのは、そういうバリエーション進化があるのです。

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写真5番目は、千總の振袖に合わせてみました。手描きの高級品です。百貨店で180万円+消費税で販売されるバージョン。千總は百貨店で販売されることが多いので、参考上代が明示されています。外商が持って歩く場合、交渉次第でもっと安くなるのでしょうか?大きなお世話ですね。当社の販売価格は書けません。

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写真6番目は、千總の振袖に合わせてみました。手描きの高級品です。百貨店で150万円+消費税で販売されるバージョン。千總は百貨店で販売されることが多いので、参考上代が明示されています。外商が持って歩く場合、交渉次第でもっと安くなるのでしょうか?大きなお世話ですね。当社の販売価格は書けません。

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写真7番目は、千總の振袖に合わせてみました。手挿によるもので、一定量が継続的につくられる標準品です。百貨店で78万円+消費税で販売されるバージョン。千總は百貨店で販売されることが多いので、参考上代が明示されています。外商が持って歩く場合、交渉次第でもっと安くなるのでしょうか?大きなお世話ですね。当社の販売価格は書けません。
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[ 2016/12/17 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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