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千切屋治兵衛の付下げ「春草木」(実際の制作は中井亮さん)の帯合わせ

第三千五百九十四回目は、千切屋治兵衛の付下げ「春草木」(実際の制作は中井亮さん)の帯合わせです。

今日は龍村の名古屋帯で合わせてみました。昨日のルールと同じで、季節が違ったり重ねすぎたりしないものを選んでみました。

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いちばん上の写真は、龍村の名古屋帯「双鳥繍華文」を合わせてみました。着物が草花文なので、鳥を合わせ花鳥をつくってみました。

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写真2番目は、龍村の名古屋帯「よせこぎれ」を合わせてみました。名物裂を貼り混ぜた屏風などは昔からありますが、それを模したものです。もちろんこの作品は1つの織物で、複数の裂を貼り混ぜたものではありません。世間では龍村裂のバッグなどと言って、≫複数の龍村の裂を本当に貼り混ぜたものもありますね。

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写真3番目は、龍村の名古屋帯「木画狩猟文」を合わせてみました。正倉院にある五弦の琵琶の撥が当たるところは、木の象嵌になっています。その部分の模様に取材したものです。

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写真4番目は、龍村の名古屋帯「芳彩」を合わせてみました。パステルカラーのポリエシテルフィルムで織られたもので、文様自体は伝統的なものですが、モダンな雰囲気になっています。

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写真5番目は、龍村の名古屋帯「投壺矢」を合わせてみました。弓矢は殺生に使われる道具なので、茶事などでは嫌われることもあると思います。これは投壺矢という壺に矢を投げ入れるダーツのようなゲームに使われる矢で、それをタイトルにも明示することで、殺生に関係ないということを示しています。

着物の意匠に弓矢を描くときは、鏃を描かなかったり、「破魔矢」「鏑矢」などとタイトルを付けて、殺生とは関係ないよ、と示すことが多いです。それも図案のテクニックですね。
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[ 2016/12/14 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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