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龍村の名古屋帯「瑞典星菱文」の帯合わせ

第三千五百七十回目は、龍村の名古屋帯「瑞典星菱文」の帯合わせです。

今日は付下げに合わせてみました。金糸を使っていない帯は紬用で、金糸を使っている帯はフォーマル用だ、と思っている方は、今夏の帯を付下げに合わせることはしないと思います。しかし、合わせてみてなんとなく違和感が無ければ、それは良い帯合わせなのではないでしょうか。

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いちばん上の写真は、大羊居の付下げ「菱取り花文」を合わせてみました。帯が「星菱」なので、着物も菱取りにして、星の中は花にして星に対抗させてみました。

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写真2番目は、大羊居の付下げ「花唐草」を合わせてみました。上の例では、着物の模様の輪郭は菱で同じ、模様は星と花で対抗させてみたのですが、この例では曲線模様である唐草を持ってきて、形も中味も対抗させてみました。

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写真3番目は、一の橋の付下げ「正倉院螺鈿花文」を合わせてみました。実際に制作したのは倉部さんです。正倉院御物の螺鈿の箱の装飾に取材したものです。正倉院の模様は、日本最古の古典でありつつ、シルクロードを通って渡って来たものもあることから、エキゾチックな模様でもあります。

今回、帯はスウェーデンの模様に取材していて、もっとも遠いエキゾチックですが、それに合わせる着物はやはりエキゾチックにすべきか、和風でいいか迷うところです。正倉院模様は、日本の古典でもありエキゾチックでもあり、曖昧な使い方ができますね。

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写真4番目は、花也の付下げ「湊取りシダ文」を合わせてみました。和風を合わせてみました。湊取りというのは、三角定規のような鋭角の三角形で、菱ですから、和洋で対抗した分、形で共通性を探ってみました。

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写真5番目は、花也の付下げ「菱取り菊柳文」を合わせてみました。これも和風を合わせたので、和洋で対抗した分、形で共通性を探ってみました。

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写真6番目は、千切屋治兵衛の付下げ「色紙取り更紗模様」を合わせてみました。実際に制作したのは倉部さんです。倉部さんの金糸の刺繍のみの付下げです。模様は少なめですが、高価な刺繍の存在感があります。
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[ 2016/11/20 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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