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龍村の名古屋帯「瑞典星菱文」

第三千五百六十七回目の作品として、龍村の名古屋帯「瑞典星菱文」を紹介します。

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いちばん上の写真はお太鼓です。じつは腹文も全く同じ模様です。実際に締めると、模様は腹文では横倒しになりますし、半分だけが見えるわけですから、じつは模様が全く同じとは気が付かないでしょう。お太鼓と腹文が同じ模様で済めば、紋紙(あるいはプログラム)が1つで済みますよね。

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写真2番目は近接です。模様の右部分ですが、実際に締めると腹文はこんな風に見えるはずです。腹文の模様として収まりが良く、紋紙を兼用しているようには見えません。

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写真3番目も近接です。星の模様は菱が8個あります。これはスウェーデンの伝統的な星の文様なんでしょうか。「スウェーデン 星 模様」で検索してみると、スウェーデンの刺繍(ナーベルソム刺繍)やスウェーデンのニットといわれるものに、2つずつセットの4つの計8つの菱のある星模様がありました。

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写真4番目も近接です。

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写真5番目はタイトル部分です。スウェーデンの星の文様ということでしょう。

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写真6番目は、裏側です。模様の裏だけ渡り糸がぎっしりです。

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写真7番目は品質表示です。絹100%ということで、ポリエステル、レーヨンあるいは指定外繊維(紙)という表示がないので、金糸が使ってないということがわかります。紬にも合わせやすいということですね。品質表示は、品質が良いとか悪いとか言うことだけではなく、帯の性質もわかるということです。

たとえば、ポリエステル、レーヨンあるいは指定外繊維(紙)の割合が極めて多い場合、金糸の割合が高いわけですから、帯は金ぴかだろうと想像されます。すると実物を見なくても、黒留袖用のドフォーマルな帯だろうわかるわけです。
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[ 2016/11/17 ] 西陣・綴 | TB(0) | CM(0)

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