大城永光の琉球絣の夏物の帯合わせ

第三千五百六十五回目は、大城永光の琉球絣の夏物の帯合わせです。

いろんな帯合わせのパターンが考えられますが、今日はいちばん普通に伝統工芸的な織りの帯を合わせてみます。

IMG_51001.jpg
いちばん上の写真は、小河正義さんの越後上布の八寸の名古屋帯を合わせてみました。重要無形文化財の証紙のある苧麻の越後上布です。かがるだけで着られる八寸の帯なので、糸は太いです。

IMG_50961.jpg
写真2番目は、新垣幸子さんの八重山上布の九寸の名古屋帯を合わせてみました。八重山上布の人気作家ですよね。黄色と緑と藍染のモダン芸術みたいな意匠です。緑は福木と藍の重ね染めですから、藍と福木の2種類の染料で出来ていることになりますね。

IMG_50921.jpg
写真3番目は、新垣幸子さんの八重山上布の九寸の名古屋帯を合わせてみました。雑誌で見たこともあるので、新垣さんの帯の中でいちばん人気のあるパターンだと思います。全体は経糸が藍の縞で、濃い青の部分は、経緯とも藍の絣、緑の部分は経が藍、緯が福木の絣です。織物の意匠は、複雑に見えても数学的な図形のパターンで考えるとすんなり理解できるものです。

IMG_50891.jpg
写真4番目は、首里織の作家伊藤峯子さんの花倉織の九寸の名古屋帯を合わせてみました。花倉織は、王家時代は首里城内で織られ、純粋な宮廷衣装だったということなので、理論的には本土の正倉院や有職文様のようなフォーマル衣裳ということになりますよね。

IMG_50861.jpg
写真5番目は、喜如嘉の芭蕉布の九寸の名古屋帯を合わせてみました。値段だけが問題の人気の芭蕉布です。

IMG_50971.jpg
写真6番目は、丹波布の八寸の名古屋帯を合わせてみました。これは夏物ではないですが、単衣時期に着ることを想定してみました。木綿の織物ですが、限定的に絹糸も使ってあります。
スポンサーサイト
[ 2016/11/14 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://shirokiyagofukuten.blog.fc2.com/tb.php/1196-57f7d515