大羊居の付下げ「薬師遺宝」の続き

第三千五百四十九回目は、大羊居の付下げ「薬師遺宝」の続きです。

今日は後ろ姿の模様に近接してみます。

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いちばん上の写真は、後姿の近接です。形は出土した瓦片に見えますが、鸚哥の模様の瓦片というのは知らないので、違うかもしれません。

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写真2番目は、さらに近接です。薬師寺の時代である白鳳・天平時代の鸚哥のモチーフは、正倉院御物の螺鈿や銀平脱にあります。古寺で出土する瓦片と正倉院御物のエキゾチックなモチーフを合わせているのでしょう。

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写真3番目は裏側です。重厚なあしらい刺繍がよくわかります。

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写真4番目は背中心を挟んだもう片方の身頃の模様です。白揚げでぬめっとした宝相華文で、この作品の雰囲気を決定している部分です。これが細密な友禅模様だったら野暮いし、鳳凰や鸚哥が引き立たないでしょうね。
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[ 2016/10/29 ] 友禅 | TB(0) | CM(0)

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