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千切屋治兵衛の名古屋帯「金彩霞付更紗」(実際の制作は倉部さん)

第三千五百三十八回目の作品として、千切屋治兵衛の名古屋帯「金彩霞付更紗」を紹介します。実際に制作したのは倉部さんです。

倉部さんの縁蓋による金彩作品です。タイトルの「霞付」は「かすみづけ」と読みます。霞の形に模様が付けてあるという意味ですね。小さい模様が付けてある意匠のばあいは、「小付(こづけ)」なんていいますがそれと同じです。一方、「××取り」というのは、模様を散らさないで、「取り方」と言われる雪輪や扇面などの形の中に押し込めたものです。

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いちばん上の写真は、お太鼓です。

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写真2番目は、お太鼓の近接です。

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写真3番目は、さらに近接です。金彩の厚みで色の違いが生じ、明暗や遠近感が生まれています。

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写真4番目は、少しずれたところの近接です。縁蓋は、プラスティックのシートをカッターで切って防染する技法ですが、近接ではくっきりしているのがよくわかります。一方、蔓、葉脈あるいは花の輪郭は金描きです。こちらは縁蓋とは対照的に手描き感が有り、作品に温かみを与えています。

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写真5番目は、腹文の全体です。着る時は折るので、どちらかを出すことになります。

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写真6番目は、腹文の片側です。

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写真7番目は、腹文のもう片側です。
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[ 2016/10/18 ] 繍箔 | TB(0) | CM(0)

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