民芸ポーラ絣の帯合わせ

第三千五百三十一回目は、民芸ポーラ絣の帯合わせです。

今日は、ポーラ絣に龍村の絽の名古屋帯を合わせてみます。ウール素材のポーラ絣を最大限フォーマル系の扱いにしたものです。

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いちばん上の写真は、龍村の絽の名古屋帯「彩波」を合わせてみました。「彩波」は「いろは」と読みます。今どきの女の子の名前でありそうですね。「いろ」というほど色がない作品ですが、これは「彩雲(さいうん)」のイメージではないでしょうか。北海道県立美術館にある岩橋英遠の絵の方が知られていますが、私は1度だけ本物の彩雲を見たことがあります。

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写真2番目は、龍村の絽の名古屋帯「秋涼」を合わせてみました。立秋より後に締める帯ですね。黒地に水色の組み合わせです。タテ縞と経絣という幾何的な模様に着物に対し、思い切り絵画的な帯の組み合わせです。

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写真3番目は、龍村の絽の名古屋帯「かすみびし」を合わせてみました。わりとしつこく絣が並ぶ着物に、同じような密度の模様の帯を合わせて対抗させてみました。

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写真4番目は、龍村の絽の名古屋帯「夏蒐文」を合わせてみました。朝顔は季語で言うと秋ですから、これも立秋以後が似合う帯ですね。秋とは言っても夏に見られる植物を並べて「夏の名残を蒐集する」という意味のタイトルでしょう。龍村の帯のタイトルは教養がないとわからないものがありますが、同社顧問で京都の文化人としても知られる白井進さんによるものです。

着物の四角い絣に、帯の丸い模様の組み合わせです。

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写真5番目は、龍村の絽の名古屋帯「清山文」を合わせてみました。遠山に霞の模様が透明で多彩な色で表現されています。生成り色のポーラに対しては異質感がありますが、華やかさとフォーマル感を与える荒療治でもありますね。

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写真6番目は、龍村の絽の名古屋帯「ちどり」を合わせてみました。龍村の絽の名古屋帯の中でも、わりと紬に合わせるタイプですから、すんなり合いますね。
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[ 2016/10/11 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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