2017 09123456789101112131415161718192021222324252627282930312017 11

龍村の絽の名古屋帯「ちどり」の帯合わせ

第三千五百十四回目は、龍村の絽の名古屋帯「ちどり」の帯合わせです。

今日は染めの着尺(小紋)に合わせてみます。

IMG_55001.jpg
いちばん上の写真は、川村久太郎の絽の小紋を合わせてみました。メダカが泳ぐのを上から見ているような意匠です。もちろん、どこにもメダカとは書いてないですし、メダカが絶対しないような直線並び+交差をしていますが。魚と鳥の組み合わせということになりますね。

IMG_54861.jpg
写真2番目は、千切屋治兵衛の絽の着尺を合わせてみました。実際に制作したのは大和さんで、一方付けの小紋になっています。楓が重なっているだけのようですが、肩山では模様の上下が気が付かないうちに切り替わるという作品です。

IMG_54901.jpg
写真3番目は、野口の紋紗の着尺を合わせてみました。紗と平織を組み合わせて市松模様になっている紋紗です。その市松模様の一部を利用して3色の軟らかいタッチの四角い模様を入れています。生地の組織と彩色を連携させた作例です。

IMG_54881.jpg
写真4番目は、野口の絽の着尺を合わせてみました。上の作品はポップな雰囲気ですが、これは正反対で、江戸時代の小袖に登場するモチーフを型染で配したものです。同じ小紋でも、模様の雰囲気でフォーマル傾向になり、着る場もフォーマルな場に行けるようになります。

IMG_55061.jpg
写真5番目は、紗の着尺を合わせてみました。芒の穂を型染で染めたものです。地色は洗練されているものの地味ですし、模様も芒で枯れた感じ、また模様の色も地色の濃淡なので、年輩向きの感じですが、そのかわり模様自体は大きいのです。着物を買う時は、長く着られるように年齢幅の広いものを買いたいものですが、年齢幅の広いものを作るテクニックは、色が地味なら模様は大きく、色が派手なら模様は小さく、ということはあります。

IMG_55101.jpg
写真6番目は、広瀬雄望さんの絽の江戸小紋を合わせてみました。千鳥の模様の江戸小紋です。夏物の江戸小紋として、波と千鳥という意匠は江戸っぽくてかっこいいし、使い勝手も良さそうですが、千鳥の帯と合わせるということはまさかないでしょうね。
スポンサーサイト
[ 2016/09/24 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://shirokiyagofukuten.blog.fc2.com/tb.php/1145-9ab5026a