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千切屋治兵衛の付下げ(実質的に訪問着)「若松に色紙取り鹿」の細部

第三千四百九十五回目は、千切屋治兵衛の付下げ(実質的に訪問着)「若松に色紙取り鹿」の細部です。

今日は斜めから撮ったり、さらに近接したりしてみました。

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いちばん上の写真は、前姿の色紙を斜めから撮ってみました。斜めから撮ることで、刺繍の立体感を際立たせてみました。色紙の縁の刺繍も立体的に見えるので、色紙というよりも額縁に入っているように見えますね。

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写真2番目は、後姿の色紙を斜めから撮ってみました。

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写真3番目は、前姿の色紙の波の部分を近接で撮ってみました。額縁の役目をしている色紙の縁の金駒刺繍は、細い金糸の駒糸が3重になっています。普通のあしらい刺繍であれば、太い金糸の駒糸が1本ですませてしまうところです。鹿の体は、縁蓋できっちりと描かれていますが、波は手描きの勢いがあり対照的なタッチです。

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写真4番目は、金描きの若松を斜めから近接して撮ってみました。松葉の先端は、すっと力が抜けてかすれて消えていきます。同じ個所の背景は金ぼかしになっていて、線のカスレと金ぼかしの併用が、本物の琳派の絵画を見るような視覚効果を生んでいます。
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[ 2016/09/05 ] 繍箔 | TB(0) | CM(0)

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