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千切屋治兵衛の付下げ(実質的に訪問着)「若松に色紙取り鹿」(実際の制作は倉部さん)

第三千四百九十三回目は、千切屋治兵衛の付下げ(実質的に訪問着)「若松に色紙取り鹿」を紹介します。実際に制作したのは倉部さんです。

倉部さんの作品は、刺繍や箔などデリケートなものが多いので、本来絵羽にするようなものでも丸巻で制作します。そのため「付下げ」としましたが、存在感でいえば留袖ぐらいの感じです。

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いちばん上の写真は、前姿(マエミ+オクミ)を紹介します。金描きの若松が3本、色紙は重なった配置で2枚、色紙の中は、鹿が2頭と槇2本、もう1枚の色紙は金描きの波、いずれも琳派の様式です。

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写真2番目は、後姿です。金描きの若松が4本、色紙は1枚、色紙の中は、鹿が1頭と槇が2本、いずれも琳派の様式です。

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写真3番目は袖です。若松が2本です。

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写真4番目は胸です。若松が1本です。倉部さんの作品はコストが高いので、何がいくつ描いてあるかということが大事ですね。友禅であれば、50万円ぐらい出すと模様がいっぱい付いてきますが、倉部さんだと刺繍が2,3個だったりしますから。この作品は倉部さんにしては模様面積が大きく、大変ありがたいです。
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[ 2016/09/03 ] 繍箔 | TB(0) | CM(0)

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