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花也の夏の名古屋帯「渦巻」の近接と拡大

第三千四百八十一回目は、花也の夏の名古屋帯「渦巻」の近接と拡大です。

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いちばん上の写真は、お太鼓部分を近接で撮ってみました。刺繍の立体性がわかるように斜めから撮っています。友禅の糊による防染で白揚げにした部分に刺繍をしています。京友禅における「あしらい」と呼ばれる刺繍は、模様の一部分を強調するという補助的な役割を担っていますが、この作品では、刺繍は模様の補助ではなく、白揚げの友禅が補助で刺繍が主役です。

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写真2番目は、お太鼓部分を近接で撮ってみました。刺繍の立体性がわかるように斜めから撮っています。刺繍はそれ自体が模様になっていて、それを見せるのがこの作品の目的みたいですね。

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写真3番目は、腹文の一部に使われている刺繍の拡大です。タテが青と紫、ヨコが白糸による格子の模様です。

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写真4番目は、お太鼓の渦の一部に使われている刺繍の拡大で、赤と紫色による格子、交わる部分に水色の糸で襷掛けのようにしています。

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写真5番目は、お太鼓の渦の外側の方に使われている刺繍の拡大で、ヨコ方向の水色にクリーム色の糸で襷掛けのようにしています。

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写真6番目は、お太鼓の渦の一部に使われている刺繍の拡大で、赤と白色による格子、交わる部分に紫色の糸で襷掛けのようにしています。
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写真7番目は、帯の生地の拡大です。変わり織ですが、首里の花織のような組織になっていて、生地が立体的になっています。この立体の上の刺繍をして、さらに立体感を演出しているわけです。渦巻というのは単純な意匠ですから、立体感こそがこの作品の目的ですね。
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[ 2016/08/22 ] 繍箔 | TB(0) | CM(0)

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