東京友禅の名古屋帯の帯合わせ

第三千四百五十八回目は、東京友禅の名古屋帯の帯合わせです。

今日は、紬と小紋の使い残し画像をお見せします。フォーマルについて試すのは、まだ私も迷いがあるので明日にします。

IMG_11091.jpg
いちばん上の写真は、野口の着尺を合わせてみました。飛び柄の花模様ですが、周囲がぼかしになっているので優しい雰囲気です。それに加えて、しぼの大きい縮緬の生地を使っているため、ぼかしのグラデーション効果が普通の生地より大きいように思います。

IMG_11051.jpg
写真2番目は、野口の着尺を合わせてみました。江戸の粋を思わせるような地味で洗練された格子です。なぜ江戸の粋を引き合いに出すかというと、北斎の美人画に似た着物があるからです。

IMG_10311.jpg
写真3番目は、南部古代型染の着尺を合わせてみました。南部藩の御用染として、江戸時代は裃などを染めていた蛭子屋(小野さん)の藍染の着尺です。呉服業界のルートで販売されるより盛岡の直営店で販売される方が多いのではないかと思います。透明感のあるとても美しい藍が特長ですが、この帯も青が美しいので相性を試してみました。

IMG_10451.jpg
写真4番目は、佐藤トシさんの南部紬を合わせてみました。玉葱と茜で染めた綺麗としか言いようのないピンクです。なかなか着る機会はないので、こんな時に試さないと。

IMG_10181.jpg
写真5番目は、本塩沢の着尺を合わせてみました。経緯の絣の塩沢です。

IMG_10271.jpg
写真6番目は、かつての重要無形文化財の証紙のある結城紬を合わせてみました。百亀甲の飛び柄です。結城紬は手紬の真綿で質感としては素朴の極致のはずですが、このようなきらびやかな帯が合ってしまうんですよね。文化財のご威光でしょうか。
スポンサーサイト
[ 2016/07/29 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://shirokiyagofukuten.blog.fc2.com/tb.php/1088-462d4a4e