一の橋で仕入れた着尺の帯合わせ

第三千四百五十四回目は、一の橋で仕入れた着尺の帯合わせです。

今日は織の帯で合わせてみます。普通、このような具象画的な着尺(小紋)に対してはシンプルな織帯を合わせるのが普通で、昨日までのように絵の上に絵を載せて勝負させるような帯合わせの方が特殊です。一般的には、絵の上に絵を載せて「センスが良い」などと言われようと思うのは、駱駝が針の目を通るようなものだと思います。

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いちばん上の写真は、織悦の袋帯「彩雪輪」を合わせてみました。今日はゴレンジャーみたいに色で合わせています。まずレッドです、模様はシンプルに雪輪。

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写真2番目は、龍村の仕立て上がり名古屋帯「光波帯」の1本「獅噛鳥獣文錦」を合わせてみました。イエロー担当は、豊臣秀吉が来ていた陣羽織として伝わるペルシア絨毯に取材したものです。この作品は、帯の意匠として模様が小さくなっていますが、元作品は龍村が正式に再現してもいます。

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写真3番目は、おび弘の袋帯を合わせてみました。おび弘は証紙番号607ですから、「佐波理綴」で有名な池口と同じです。本金引き箔の手織りの帯で、デザインはモダンでも技術は伝統そのものです。戦隊モノのブルーは水色ですよね。

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写真4番目は、龍村の袋帯「甲比丹縞格子」を合わせてみました。近世、東インド会社経由で輸入されたモールに取材したものです。同じころ輸入された唐桟縞も高級品だったのでしょうが、木綿の縞とは格違いの本金糸(モール)を織り込んだマハラジャ専用超高級品です。緑担当。

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写真5番目は、龍村の袋帯「郁芳間道」を合わせてみました。ピンクはやめて紺にしてみました。紺とベージュの間道ですが、ベージュは着尺の模様にも使われているので、ほとんど色数を増やさない帯合わせとして選んでみました。間道なので色だけでなく模様も増やしていません。

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写真6番目は、洛風林の袋帯「名物小枝文」を合わせてみました。梅唐草に宝尽くしを合わせた意匠で、名物裂の「大黒屋金襴」に取材したものです。白地。
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[ 2016/07/25 ] 絞り | TB(0) | CM(0)

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