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野口の着尺の帯合わせ

第三千四百四十回目は、野口の着尺の帯合わせです。

昨日は加賀友禅で合わせてみましたので、今日は京友禅で合わせてみました。

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いちばん上の写真は、橋村重彦の琳派の草花図に取材した名古屋帯を合わせてみました。1つ1つの草花については、琳派の様式を写していて、写生とは言えません。しかし、装飾というより絵画的で、昨日の加賀友禅とそれほどの違いはないですね。加賀友禅作家でも写生というより琳派的な人もいますものね。

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写真2番目は、野口の名古屋帯を合わせてみました。琳派的ではありますが、上の作品に比べると装飾的です。「着物の柄」っていう感じになりますね。

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写真3番目は、野口の名古屋帯を合わせてみました。江戸時代後期の小袖として流行した御所解模様の一部を取り出したものです。型疋田も多用されていますし、上の作品よりもさらに装飾的でし、フォーマル感も高まっています。このくらいの様式になると、加賀友禅との区別は明確ですね。

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写真4番目は、花也の名古屋帯「椿」を合わせてみました。着物の明るくて爽やかな多色に対し、春の花を合わせて、春アピールをしてみました。椿は意匠として再構成されています。葉は線描きになっていて、糊糸目の味わいがはっきりわかり、それが見どころですね。

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写真5番目は、千切屋治兵衛の名古屋帯を合わせてみました。実際に制作したのは藤岡さんです。パステルカラーの濃淡で春アピールをしてみました。

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写真6番目は、千切屋治兵衛の名古屋帯を合わせてみました。実際に制作したのは中井亮さんです。麦の収穫期、すなわち麦秋というのは、九州で5月、北海道で7月ですから、単衣の装いとして合わせてみました。淡い綺麗な色の着物に対し、コントラストの強い色の帯を締め、しかも単衣、というところを狙っています。
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[ 2016/07/11 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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