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野口の小千谷の生地を使った着尺の帯合わせ

第三千四百二十八回目は、野口の小千谷の生地を使った着尺の帯合わせです。

今日は染の名古屋帯を合わせてみます。

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いちばん上の写真は、藤井絞の辻が花写しの名古屋帯を合わせてみました。生地は単衣の時期用として着るとかっこいい玉紬で、鶺鴒のいる意匠は元絵の辻が花裂をほぼそのまま写しています。

色の無い描き絵部分と茶色い絞り部分からなっていますが、その色の組わせは着物とほぼ一緒なので、全体として色数を増やさない帯合わせになっています。色数を増やさないということもまた、帯合わせのパターンの1つですね。

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写真2番目は、藤井絞の辻が花写しの名古屋帯を合わせてみました。生地は玉紬(「玉紬」が一般名ですが、世間では「生紬」というしょうざんの商標の方が有名ですね)で、松皮菱の形に染め分けられた意匠は元絵の辻が花裂に取材したものです。着物の茶色と白に対し、染分けの水色や黄緑の配色が綺麗です。

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写真3番目は、千切屋治兵衛の友禅の名古屋帯を合わせてみました。生地は絽で、実際の加工をしたのは藤岡さん、糸目は糊糸目です。芒が描いてあるので、夏後半のイメージですね。絵がシンプルで余白が多いので着物の模様とつながらず、帯合わせしやすいです。

よく見ると風鈴は三日月に掛けられており、シュールな意匠でもありますね。

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写真4番目は、花也の友禅の名古屋帯を合わせてみました。生地は平織と紗が縞状に織られています。紗なので夏物とも思えますが、紗と平織が半々で単衣用とも思えます。花也のオリジナルの生地ですから、持っている人が自分の都合のよいように決めればいいと思います。

意匠は、オモダカやナデシコなど初夏から初秋までの植物が描かれています。生地の地紋と平行に縦に直線に配されており、着物の曲線の意匠と対比的で良いかなと思います。

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写真5番目は、花也の友禅の名古屋帯を合わせてみました。生地は上と同じく、平織と紗が縞状に織られています。意匠は葡萄で、蔓植物ですから着物とは曲線どうしになってしまいます。あまりお勧めできませんが、茶と黄緑の配色が綺麗なので掲載してみました。

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写真6番目は、花也の友禅の名古屋帯を合わせてみました。生地は上と同じく、平織と紗が縞状に織られています。意匠は、波の丸に千鳥を合わせたもので、花と鳥の組み合わせにしてみましたが、更紗と和風の鳥がどうかというところ。
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[ 2016/06/29 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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