大羊居の付下げ「花唐草」

第三千四百十六回目の作品として、大羊居の付下げ「花唐草」を紹介します。

中国から伝来した名物裂で、いちばん種類も多く有名なものは「牡丹唐草金襴」です。やがて日本でも模倣品が織られて、やがて菊唐草、桜唐草などオリジナルの唐草模様も作られました。また江戸後期には「蔓草模様小袖」というのが流行り、小袖の模様として杜若など本来蔓植物でない植物も曲線模様で描かれました。

曲線模様というとアールヌーヴォーを連想しますが、それに100年近く先立って日本にも曲線模様の流行があったんですね。今日紹介する大羊居の付下げ「花唐草」は、日本で多くのバリエーションが織られた「唐草金襴」の流れを引き継ぐようでもありますし、江戸後期の「蔓草模様小袖」を引き継ぐようでもありますね。

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いちばん上の写真は、前姿(マエミ+オクミ)です。

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写真2番目は後姿です。

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写真3番目は袖です。

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写真4番目は、もう片方の袖です。

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写真5番目は、胸の模様です。

明日は細部を紹介します。
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[ 2016/06/17 ] 友禅 | TB(0) | CM(0)

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