一の橋の付下げ「笹」の帯合わせ

第三千四百十回目は、一の橋の付下げ「笹」の帯合わせです。

今日も袋帯を合わせてみました。昨日は美智子さま風というテーマにしてみましたが、今日はもう少し自由に合わせてみました。

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いちばん上の写真は、華陽の袋帯を合わせてみました。華陽は、地が綴れ組織で模様が絵緯糸で表現されている帯で、すべて西陣手織協会の証紙が付いていました。手織りの高級な帯でしたが、数年前に廃業しました。この作品は菊がメインですが、アリバイ作りのように桜もあって、四季着られるように配慮されています。

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写真2番目は、織悦の袋帯を合わせてみました。道長取りの意匠ですが、地に有職文である立沸文、花菱文も織り込まれていて、雅な王朝文化をテーマにした作品とわかります。

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写真3番目は、洛風林の袋帯「宝飾華文」を合わせてみました。まだ帯屋捨松が洛風林同人であったころのものだと思います。ちょっとエキゾチックな趣もある濃厚な意匠です。上の公家文化とは対照的ですが、笹だけの意匠の着物はどちらも何となく受け入れているように思います。

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写真4番目は、龍村の袋帯「郁芳間道」を合わせてみました。紺とクリームのみのすっきりした間道です。「郁芳」というオリジナルネームが付いていますが、このような配色の元になる間道は名物裂としてあります。元の名物裂にちなむネーミングを持つ間道は高島屋専売として販売されています。

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写真5番目は、池口の袋帯を合わせてみました。西陣らしい引き箔の織物の上に刺繍を加えたものです。池口兄弟の中には刺繍を専業としている人もいて、このような刺繍の帯も池口の得意分野ですが、これはさらに野口の企画商品としてつくられています。そのせいかセンスが良い感じもしますね。
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[ 2016/06/11 ] 絞り | TB(0) | CM(0)

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