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一の橋の付下げ「笹」の細部

第三千四百八回目は、一の橋の付下げ「笹」の細部です。

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いちばん上の写真は、マエミとオクミの刺繍(あしらい)がある辺りの近接です。前姿だけにあしらいがありますが、しかも中心部分の3つの笹に集中的にあしらいをしています。京友禅のあしらいは非常に限定されていますが、あちこちにチラチラ刺繍するものもありますが、このように過度に集中するのもあります。

見る人はそこに視線が集中しますから、他の部分が寂しいということに気が付かなくなるという効果を狙ったものだと思います。ただし、このようなあしらいの入れ方は現在の一の橋のスタイルで、中井さんから引き継いだものではないですね。中井さんなら、だれも予想しない意表を突いた場所にあしらいをしたり、友禅彩色と全く同色であしらいをして、光の角度で初めて気が付くような細工をしたりするでしょう。

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写真2番目から4番目まで、3つのあしらいの1つ1つに近接してみました。これはマエミの上の方のあしらいの近接です。

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写真3番目は、マエミの下の方のあしらいの近接です。

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写真4番目は、オクミのあしらいの近接です。

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写真5番目は、マエミとオクミの縫い目辺りの、いちばん笹の葉の多い部分を引接してみました。

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写真6番目は、後姿の縫い目辺りを近接してみました。
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[ 2016/06/09 ] 友禅 | TB(0) | CM(0)

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