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龍村の絽の名古屋帯「かすみびし」

第三千三百八十六回目として、龍村の絽の名古屋帯「かすみびし」を紹介します。

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いちばん上の写真はお太鼓です。

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写真2番目は腹文です。よく見るとお太鼓と同じですから、実際に締めると模様が横倒しになるわけです。お太鼓が2個ある感じですが、制作側の都合を考えると紋紙(プログラム)が共通なので1つで済むわけです。

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写真3番目から5番目までは、お太鼓の模様の近接です。菱文が霞がかかったように横に揺らいでいるという意匠です。揺らいだ菱文には光が当たっているように見えますが、金糸が使われているのでなく黄色の糸がその役割をしています。これが金糸だったらどんなふうに見えるか、などとも考えますが、意匠としていろいろ試した結果、金糸を使わないのがお洒落ということになったのだと思います。

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写真6番目は、タイトル部分です。夏物の生地には、一定の間隔で生地に隙間がある絽と、すべての糸の間に隙間がある紗がありますが、これは絽ですね。絽には、三本絽(3本に1本隙間がある)、五本絽、七本絽というように、風が通る隙間の比率が違いますが、龍村の絽は隙間の比率が少ない方です。あまり涼しげではないが、模様表現は重厚にできるという性質があるということですね。
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[ 2016/05/18 ] 西陣・綴 | TB(0) | CM(0)

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