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一の橋の絵羽コートの続き

第三千三百八十四回目は、一の橋の絵羽コートの続きです。

今日は個々の模様を斜めから撮ってみました。金線がゆがむ絵が重力波の説明みたいで面白いです。金線というのは本来、友禅作品の仕上げ工程において、模様の一部を強調したり装飾したりするものです。その場合の金線は、独自に模様を形成するのではなく、友禅の模様の輪郭をたどるだけです。

しかしながら、その友禅工程で下働きのような金線の作業を主役にしてみようという発想が現れたのです。この作品では金線の形が先に設計され、その金線に合わせて隙間になる部分に友禅彩色したように見えますね。

このような発想の作品は、一の橋以外でもいくつかの京友禅のメーカーで作られていて、昔流行った円形の定規を使って花のような幾何学模様を描く遊びを思い出させます。今回、この絵羽コートを仕入れるにあたって、金線で幾何学模様を描くという発想は誰が始めたものか訊いてみました。すると、なんと中井淳夫さんだというのです。

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