野口の着尺の帯合わせ

第三千三百七十二回目は、野口の着尺の帯合わせです。

今日は友禅の染め帯を合わせてみます。

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いちばん上の写真は、塩瀬地の更紗の名古屋帯を合わせてみました。四角い格子の着物に対し、丸い曲線の更紗という対照的な組み合わせにしてみました。一方、色についてはどちらも同系色の青系で、形は反対という組み合わせです。

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写真2番目は、秀雅の塩瀬地の更紗の名古屋帯を合わせてみました。実際に制作したのは、廃業する前の千ぐさです。ただし、落款などはなく、取引先の証言と作風から判断するのみなので、千ぐさ本人ではなく千ぐさゆかりの作家かもしれません。更紗模様は取り方にしてあって、周りに余白があります。

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写真3番目は、加賀友禅作家、百貫華峰の塩瀬地の名古屋帯を合わせてみました。着物にはない絵画性を帯でプラスしてみました。

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写真4番目は、加賀友禅作家、中町博志の塩瀬地の名古屋帯「砕」を合わせてみました。着物で格子を着て、帯でそれを壊して見せるという趣旨にしてみました。

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写真5番目は、野口の縮緬地の名古屋帯を合わせてみました。これも帯で絵画性をプラスするパターンですね。

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写真6番目は、千切屋治兵衛の塩瀬地の名古屋帯を合わせてみました。実際に制作したのは、中井亮さんです。「麦秋」という言葉がありますが、九州では5月、北海道では7月、平均で6月というところでしょうか。単衣の時期になるので、着物の模様としては注意が必要です。
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[ 2016/05/04 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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