金谷織物の八寸の名古屋帯「北欧宝飾文」の帯合わせ

第三千八百二十五回目は、金谷織物の八寸の名古屋帯「北欧宝飾文」の帯合わせです。

今日は青戸柚美江さんの出雲織を使ってみます。藍というのは、長く使用して何度も水洗いするたびに鮮やかになって行くと言われます。本来なら退色していくはずですから逆なようですが、それは天然染料であるためにもともとk夾雑物があって、それが徐々に落ちていって藍が直に見えるようになるからです。

そのような目で見てみると、ホンモノと言える藍染の作品でも、藍の色に透明感があるものとそうでもないものがあるような気がしてきます。染めた後の処理の丁寧さかなあとも思うのです。青戸さんのものはいつも透明感があるんですよね。黒に近いぐらいの濃い藍だと晴れた夜空のようで、絣の白い点が星に見えます。その透明感に期待して、今回のクリアな色の帯の相手に選んでみました。

先日も書きましたが、今回の帯のクリアな色は、経緯の糸が交わらない綴組織だからこそ生じたものです。一方の藍のクリアな色は藍染技術の上手さそのものから生じたもの。きちんと理由があるどうしのクリアな組み合わせです。

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いちばん上の写真は、青戸柚美江さんの出雲織「豆腐繋ぎ」を合わせてみました。

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写真2番目は、青戸柚美江さんの出雲織「矢絣」を合わせてみました。

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写真3番目は、青戸柚美江さんの出雲織「昔絣」を合わせてみました。

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写真4番目は、青戸柚美江さんの出雲織「瞬(またたき)」を合わせてみました。

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写真5番目は、青戸柚美江さんの出雲織「雪おこし」を合わせてみました。

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写真6番目は、青戸柚美江さんの出雲織「垣の花」を合わせてみました。
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[ 2017/08/03 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)