龍村の絽の名古屋帯「花音」

第三千七百二十回目の作品として、龍村の絽の名古屋帯「花音」を紹介します。

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いちばん上の写真はお太鼓です。黒地に金と銀だけの花のような模様です。花火でしょうか。

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写真2番目は腹文です。

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写真3番目は、お太鼓の近接です。

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写真4番目は、腹文の近接です。

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写真5番目はタイトル部分です。「花音」とありますが、花は音は出しません。音を出す花と言えば唯一花火で、絽にふさわしい夏の風物がテーマというわけです。

本来織物というのは、色や形を表現できても音は表現できないわけですが、龍村の帯のタイトルには意外に音に関係するものがあります。このブログで過去に紹介した作品では「花韻」や「颯音」がありました。「颯音」は1枚の楓の葉が散っている図案で、林の中を吹き抜ける爽やかな風の音を聴け、という意味だったと思います。今回の作品で言えば、ドンという花火の音が聞こえてきて
夏の夜の涼しさを感じたら成功というところですね。
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[ 2017/04/19 ] 西陣・綴 | TB(0) | CM(0)