龍村のミニボストン

第三千七百五十一回目の作品として、龍村のミニボストンを紹介します。

28cm×15cm×14cmのボストン型バッグです。

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いちばん上の写真は、「円文白虎朱雀錦」を使ったミニボストンです。バッグに使っている部分は白虎だけで朱雀は見えません。

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写真2番目は、角度を変えて撮ってみました。

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写真3番目は、モデルさんに持ってもらいました。

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写真4番目は、「天平狩猟文錦」を使ったミニボストンです。龍村裂の狩猟文には法隆寺の「獅子狩文錦」とこの正倉院の「天平狩猟文錦」の2種類があります。本歌はどちらも連珠文の中には4組の騎兵が織り出されていますが、「獅子狩文錦」は1組に省略されています。

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写真5番目は、角度を変えて撮ってみました。辛子色で本来派手な色ですが、裂部分も単色ですし、上の赤バージョンのあるおかげで大人しく見えます。

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写真6番目は、モデルさんに持ってもらいました。ポプちゃんは今回自然にバッグが持てなかったのでお休みです。
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[ 2017/05/20 ] 小物と小物合わせ | TB(0) | CM(0)

龍村のパーティー用のバッグ

第三千七百四十六回目の作品として、龍村のパーティー用のバッグを紹介します。

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いちばん上の写真は、シェル型のパーティーバッグです。使われている裂は「葡萄唐草文錦」です。葡萄唐草文は、ギリシアから奈良までユーラシア大陸に広く伝搬した古代の文様です。正倉院にも多くあります。シェル型バッグは以前にも紹介しましたが、こちらは留金が装飾的です。

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写真2番目は、チャツポンが使い勝手を試してくれています。

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写真3番目は、モデルさんに持ってもらいました。

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写真4番目は、ビーズが付いたパーティーバッグです。使われている裂は「咸陽宮鱗文」です。

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写真5番目は、チャツポンが使い勝手を試してくれています。

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写真6番目は、モデルさんに持ってもらいました。
[ 2017/05/15 ] 小物と小物合わせ | TB(0) | CM(0)

龍村のパーティー用のバッグ

第三千七百四十五回目の作品として、龍村のパーティー用のバッグを紹介します。

大きさは18cm×14cm×5cmで、フォーマル用のパーティーバッグです。

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いちばん上の写真は、「咸陽宮鱗文」の裂を使ったパーティーバッグです。咸陽宮というのは秦の始皇帝の宮殿です。そんな紀元前の裂が残っているはずがないと思われるでしょうが、細川家由来の品を保管する永青文庫が所蔵している元時代の絵画の表装に使われている裂で、その絵画は咸陽宮の情景を題材にしているということなのです。

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写真2番目は、色違いです。

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写真3番目は、底のフレームがある部分を中心に近接で撮ってみました。今回のバッグは金属のフレームが付いていて、型崩れしなくていいですが、ちょっと重いです。

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写真4番目は、チャツポンが使い勝手を確かめてくれています。フレームがついているおかげで、マチが有って中は結構広いです。

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写真5番目は、実際の使用状況をモデルさんを使って再現してみました。
[ 2017/05/14 ] 小物と小物合わせ | TB(0) | CM(0)

龍村のシェル型のパーティーバッグ

第三千六百十一回目の作品として、龍村のシェル型のパーティーバッグを紹介します。

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いちばん上の写真は、「咸陽宮鱗文」を使ったバッグです。咸陽宮は秦の始皇帝の宮殿です。その後、川の対岸にもっと大きな宮殿を造り、それが阿房宮です。この鱗文はじつは中国の古代とは全く関係なく、その咸陽宮を描いた絵が永青文庫(細川家伝来の美術品を所蔵する)にあって、その表装に使われている裂ということです。

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写真2番目は、「咸陽宮鱗文」を使ったバッグの色違いです。

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写真3番目は、「早雲寺文台裂」を使ったバッグです。早雲寺とは箱根湯本にある北条早雲の菩提寺で、そこが所蔵する文台に貼ってある裂(名物裂)だそうです。元々は連歌師の宗祇の持ち物とか。

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写真4番目は、「早雲寺文台裂」を使ったバッグの色違いです。

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写真5番目は、「咸陽宮鱗文」を使ったバッグをモデルさんに持ってもらいました。年末なので、モデルさんに来てもらいました。

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写真6番目は、「早雲寺文台裂」を使ったバッグをモデルさんに持ってもらいました。

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写真7番目は、モデルさんにバッグの使い勝手を試してもらいました。
[ 2016/12/31 ] 小物と小物合わせ | TB(0) | CM(0)

高野松山の堆朱の帯留の帯合わせ

第三千五百八十九回目は、高野松山の堆朱の帯留の帯合わせです。

ずっと続けていたいところですが、そろそろ終わりにしてまた呉服屋さんに戻らないといけませんね。今日は使い残し画像です。

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いちばん上の写真は、花也の名古屋帯「湊取りに琳派松梅」に合わせてみました。ここで見えるのは観世水で、「湊取りに琳派松梅」というタイトルからは想像できませんが、お太鼓と腹文の片方が「湊取りに琳派松梅」で、もう片方はあっさりと水模様で、選べるようになっています。

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写真2番目は、花也の名古屋帯「霞取り羊歯文」に合わせてみました。赤茶色のきつい色の友禅で霞が描かれ、その上に箔が置かれ色がやわらげられています。金箔は本来は画面を派手にするために使われるものですが、ここでは画面を地味にするのに使われています。さらにその金の上にさらに金描きでシダが描かれています。羊歯がくっきりしているのは縁蓋を使っているからです。このような複雑な技法は中井淳夫さん由来のものですね。

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写真3番目は、花也の名古屋帯「梅松文」に合わせてみました。ダンマル描きで梅と松が描かれ、その上に縁蓋を使って金箔がされています。ダンマル描きというのは写生的に使われることが多いのですが、金箔と合わせて装飾的に見せる使い方もあるのです。これも中井淳夫さん由来の技法ですね。

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写真4番目は、織悦の袋帯「枝栗繍文」を合わせてみました。地の金糸の引き箔を生かしてみました。

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写真5番目は、龍村の絽綴「楓」を合わせてみました。帯留が無いと散る紅葉に見えますが、魚の帯留を置くことで、水に浮く紅葉に見えます。

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写真6番目は、秋山真和さんの浮織の袋帯を合わせてみました。紋織部分が地の色に対してグラデーションを形成しているので、花織に見えますが、作者の悪戯でじつは浮織なのです。作家というのは、こういう悪戯をすることがありますね。
[ 2016/12/09 ] 小物と小物合わせ | TB(0) | CM(0)