野口の長襦袢

第三千七百五回目の作品として、野口の長襦袢を紹介します。

絞と箔でうさぎを描いたものですが、地紋の違う2種類を紹介します。長襦袢の生地は、表地に使う生地より薄くて軽いのが普通ですが、それでも地紋があるものもあります。地紋によっては、それで着物の胴裏との間に摩擦が生じ、着付けの時に滑らないという効用があるときもありますね。着慣れた人ならどうでも良いことでしょうが、着付け教室の生徒にとっては大事なことだと思います。

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いちばん上の写真は、反物の幅を写真の幅として撮ってみました。

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写真2番目は近接です。先日紹介した桜と笹の名古屋帯の地紋と似た市松模様に見える地紋です。これは着物の胴裏との間で摩擦が生じてくれそうですね。

うさぎの形は平凡な楕円形ではなく、両端がちょっと尖っています。これだけのことでも形に感情が生まれるんだと思います。凡人なら、単純な楕円形にしてしまうか、耳の形まで正確に絞ろうと苦心してしまうか、どちらかだと思うのです。耳の表現はあっさりと諦めるかわり、人が考えないような箇所で気を使っているのです。

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写真3番目は、反物の幅を写真の幅として撮ってみました。こちらは霞の地紋です。

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写真4番目は近接です。縫い締めしたときの針の痕が見えます。
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野口の長襦袢、男物。

第三千七百四回目の作品として、野口の長襦袢を紹介します。決まりはないですが男物ですね。

色と雰囲気から男物としてみましたが、お好きならどちらでも良いと思います。実際に野口でも色違いを売っているでしょうし、そちらは完全な女性用でしょう。この長襦袢についていえば、はっきりした黒も使っているので、淡い地色の着物の下に着たら透けてしまうこともありそうですね。単衣ならなおさらです。

紬地なら大丈夫でしょう。また男物として着るばあい、着物の地色は紺、焦げ茶、チャコールグレーが多いですから支障はないでしょうね。

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いちばん上の写真は、反物の幅を写真の幅として撮ってみました。

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写真2番目は近接です。

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写真3番目は、もっと近接してみました。

野口の長襦袢「蝙蝠」

第三千四百十五回目の作品として、野口の長襦袢「蝙蝠」を紹介します。

中国語では「蝙」は「福」と音が同じということですし、「蝠」の文字も「福」を連想されるということで、蝙蝠は中国では縁起が良いとされています。

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いちばん上の写真は、反物の幅を写真の幅として撮ったものです。紫色と黄緑色の蝙蝠の飛び柄で、型疋田による表現になっています。

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写真2番目は、紫色の蝙蝠の近接です。かわいいデザインのなので、もっとはっきり見えるように紹介したいのですが、すべての色が淡いためこんな風にしか撮れませんでした。上に淡い着物を着ても下に着ている長襦袢の模様が透けないように、長襦袢の色は淡いのが基本なのでしょうがないですね。

長襦袢でも地色が濃いものもありますし、模様がはっきりして絵画的に美しいものもあります。そういう長襦袢は、地が厚い紬の下に着るか、フォーマルならば地色の濃いものの下に着るしかありません。着物に合わせて何枚でも長襦袢を買うような人は、何を買っても自由ですが、1,2枚で済まそうという人は淡いものを買っておいた方が無難ですね。

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写真3番目は、黄緑色の蝙蝠の近接です。

野口の長襦袢

三千八十二回目は、野口の長襦袢を紹介します。

走るうさぎを丸紋にした模様を飛び柄に配した長襦袢です。野口の定番商品として作られていてます。模様は地紋として織りで表現されていますが、部分的に彩色されています。

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いちばん上の写真は、反物の幅を写真の幅として撮ったものです。地紋のうさぎは2つ見えますね。1つは地紋に沿って彩色されています。

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写真2番目は近接です。彩色された方のうさぎの模様を近接で撮ってみました。彩色は手加工で行われていると思います。手で彩色しているというと、手間のかかった高級品の印象ですが、地紋に沿って染めるだけなら、芸術的才能は必要ないですし、地紋に合わせて型を作るというのもかえって効率が悪い気がしますから。

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写真3番目は、もっと近接です。

野口の長襦袢を紹介します。

第三千二十六回目の作品として、野口の長襦袢を紹介します。

いつまでも冬かと思っていたら、あと10日もすれば桜が咲くんですね。今週は暖かく来週は寒いという予想ですが、そのために桜の花は長持ちするだろうと言われています。

今日紹介するのは、桜の花をテーマにした長襦袢で、全体が市松模様になっています。

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いちばん上の写真は、反物の幅を写真の幅として撮ったものです。

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写真2番目は近接です。普通に見ると絞りに見えますが、近接で見るとじつは型染のようです。色を染めた部分は、おそらく複数の型を使って絞りのようなムラをつくり、桜の形は、わざと不完全な形にして稚拙な絞りのように演出しているのです。