龍村の光波帯「繍花楽園文」の帯合わせ

第四千百十四回目は、龍村の光波帯「繍花楽園文」の帯合わせです。

今日は紬を合わせてみます。

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いちばん上の写真は、久米島紬を合わせてみました。格子です。黄色に焦げ茶の組み合わせです。

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写真2番目は、黄八丈(黒八丈)を合わせてみました。黄色に黒の組み合わせですが、黒に同系色の黄色も含まれているという組み合わせです。

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写真3番目は、久米島紬を合わせてみました。創作的な作品に見えますが、泥染めやユウナ染めといった伝統的な草木染料による横段と伝統的な模様単位の1つ「トィグアー(鳥)」を合わせただけで、じつは伝統的なのです。

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写真4番目は、大城広四郎の琉球絣を合わせてみました。黄色尽くしの組み合わせです。

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写真5番目は、齋藤頴さんの舘山唐桟を合わせてみました。木綿の縞に合わせてみました。

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写真6番目は、かつての重要無形文化財の証紙がある結城紬を合わせてみました。百亀甲の飛び柄です。黄色に水色のさわやかな組み合わせです。

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写真7番目は、真栄城興茂さんの琉球美絣を合わせてみました。抜染も併用したグラデーションのきれいな絣です。
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[ 2018/05/22 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

龍村の光波帯「繍花楽園文」の帯合わせ

第四千百十三回目は、龍村の光波帯「繍花楽園文」の帯合わせです。

今日は染めの着尺を合わせてみます。

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いちばん上の写真は、花也の撒き蝋の着尺を合わせてみました。固まっていない状態の蝋を何らかの方法で生地に撒くことで防染するものです。均等に撒いても不均等に撒いても良いので、撒く方法や使う小道具は作家によって違うようです。筆に蝋を付けて生地に叩くようにすは、蝋たたきという技法になります。

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写真2番目は、野口の更紗の着尺を合わせてみました。

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写真3番目は、野口の手描きの格子の着尺を合わせてみました。

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写真4番目は、野口の市松の着尺を合わせてみました。

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写真5番目は、野口の横段(市松)の着尺を合わせてみました。仕立てて生地を縫い合わせると、横段は大きな市松にもなります。

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写真6番目は、野口の更紗の着尺を合わせてみました。

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写真7番目は、千切屋治兵衛の吹寄せの着尺を合わせてみました。実際に制作したのは大和さんです。
[ 2018/05/21 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

龍村の光波帯「繍花楽園文」

第四千百十二回目は、龍村の光波帯「繍花楽園文」を紹介します。

龍村が干支に合わせて発売する「干支の経錦」の1本で、一昨年の申年に発売されたものです。17世紀のイギリスでは女性のたしなみとして刺繍がおこなわれており、そのための下絵が捺染で量産されて販売されていたようです。その捺染の下絵に取材したとのことです。

いちごや葡萄がなっていて、それをうさぎや鳥や猿が食べているという図案で、それを申年のテーマに使ったものです。本科を見たわけではないので、本歌のままなのか、猿を強調したのかはわかりません。イギリスの図案と思えば、植民地化したインドの更紗の影響か、とか、後のウィリアムモリスにつながるのか、とか気になりますが、私は具体的にはわかりません。

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いちばん上の写真は、帯の幅を写真の幅として撮ったものです。

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写真2番目は近接です。

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写真3番目は、もっと近接です。

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写真4番目は、少しずれた場所の近接です。
[ 2018/05/20 ] 西陣・綴 | TB(0) | CM(0)

花也の付下げ「白揚げ取り方四季花」の帯合わせ

第四千百十一回目は、花也の付下げ「白揚げ取り方四季花」の帯合わせです。

今日は、理屈にとらわれず自由に帯合わせをしてみました。

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いちばん上の写真は、大西勇の袋帯「有栖川龍文」を合わせてみました。

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写真2番目は、龍村の袋帯「東雲間道」を合わせてみました。

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写真3番目は、喜多川俵二の名古屋帯「軟錦筥形」を合わせてみました。

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写真4番目は、北秀が制作した塩瀬地に金彩と金糸の刺繍の袋帯を合わせてみました。

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写真5番目は、一の橋の名古屋帯「古鏡取り唐草文」を合わせてみました。織りと勘違いするぐらいの重厚な友禅です。まだちゃんと紹介していないので、いずれ細部もお見せします。

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写真6番目は、花也の名古屋帯「六角箱寿蔵文」を合わせてみました。

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写真7番目は、花也の名古屋帯「金彩霞取り羊歯文」を合わせてみました。

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写真8番目は、花也の名古屋帯「色紙取りに霞、楓に流水模様」を合わせてみました。
[ 2018/05/19 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

花也の付下げ「白揚げ取り方四季花」の帯合わせ

第四千百十回目は、花也の付下げ「白揚げ取り方四季花」の帯合わせです。

今日は、帯も単彩主義にしておしゃれ着の雰囲気を貫くパターンです。

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いちばん上の写真は、織悦の袋帯「光琳水」を合わせてみました。草花文に流水文は相性が良いですね。グレー地に絵緯糸として金糸を織り込んだもので、無彩色だけの組み合わせにしてみました。

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写真2番目は、龍村の袋帯「常磐間道」を合わせてみました。単彩主義といっても、無彩色だけの組み合わせにするよりも、紺が入ったぐらいの方が着やすい気がします。

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写真3番目は、龍村の袋帯「ちとせ間道」を合わせてみました。これも紺が入るパターンです。

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写真4番目は、池口定男の袋帯「御簾」を合わせてみました。「佐波理つづれ」シリーズの極初期の作品です。これは最近売れてしまっていますが、写真を撮ってあったので掲載してみました。

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写真5番目は、洛風林の袋帯「印度七宝文」を合わせてみました。微妙にピンクが入るパターンです。

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写真6番目は、江戸刺繍の名古屋帯を合わせてみました。名物裂の荒磯緞子に取材した意匠で、菱一が制作したものです。無彩色だけで固めると粋な感じになってきます。

粋が過ぎると芸者っぽい感じになってくるものですが、芸者っぽいということは良いことでしょうか、悪いことでしょうか。人の話を聞いていると、若い人は芸者=着物の達人ということで好ましいイメージを持っていて、芸者っぽいっと言われると名誉に思うようです。年輩者にとっては意外でしょうね。
[ 2018/05/18 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)